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パイプ、タバコ、シガー パイプ、タバコ、シガー

パイプ、タバコ、シガー
柘 恭三郎
「パイプ騎士」の称号を持つ(ドイツ)
パイプコンフェリ会員
(フランス・サンクロード市パイプ工業会)
日本パイプクラブ連盟理事
日本ハンドメイドパイプクラブ顧問
イギリス・マッチコレクターズクラブ会員
イギリス・ライタークラブ会員
シガーマスター講座講師
(日本ワインコーディネーター協会)
アメリカ・ライタークラブ会員(OTLS,PLPG)

パイプ、タバコ、シガー
竹川 雄悟
メートルシガリエ
(旧フランス国営タバコ公社・セイタ公認)
La HABANA2002 セミナリオ修了
(Habanos.S.A.キューバ)

柘 恭三郎氏、竹川 雄悟、共に忙しく、なかなか時間がとれないまま時を過ごし、約1年ぶりとなる今回の対談・・・。 今回はイギリスからのパイプのお話・・・。

パイプ、タバコ、シガー

雄悟 今度、イギリスからチャラタン、ハードキャスルとパーカー・オブ・ロンドンが入荷するけど、詳しいところを教えてよ!
恭三郎 あれは、確か一昨年の秋に、イタリアへブライヤーの材料を買い付けに行った時だったな。ダンヒルのウェッブ工場長と偶然一緒になって、ブライヤーのサプライヤーと3人で食事をしたんだ。
雄悟 また、美味いイタリアンを食べたんじゃないの?
恭三郎 そう、リボルノで一番の食堂で魚介類料理さ!もちろんゴチだったけどね。
雄悟 食堂じゃなくて、リストランテでしょ!
恭三郎 当時は狂牛病がヨーロッパで流行ってて、イタリアでも牛肉を食べないイタリア人がいっぱいいたんだな。美味かったな〜、あの白身魚のカルパッチョは・・・。
  〜完全に回想シーンにはいっているらしい・・・。〜
雄悟 ちょっと、その話はあとでゆっくり聞くからさ。
恭三郎 そうか、ウェッブ工場長と俺とブライヤーサプライヤーの社長とお嬢さんの4人でパイプ談義が始まってさ。話題は専らアメリカのマーケット。ダンヒルのアメリカでのマーケティングが変わったことや、うちのイケバナの人気等ね。
雄悟 専務もそうだけど、ダンヒルもいい材料がほしいんだろうな。だからわざわざ産地まで出向いてビジネスをするんだな。俺も行きたいよ!まだ、ブライヤーを掘り出しているところは見たこと無いからなぁ。
恭三郎 まあ、そんな訳で、3ケ月後にヨーロッパに行くから、ダンヒルの工場を訪問させてくれ、と言ったら快く受けてくれたんだ。そして、平成13年の2月のヨーロッパ出張時にダンヒルの工場に行ったんだ。これが付き合いの始まりだったな。
  〜ビジネスとは、意外なきっかけから始まるケースも珍しくは無い。〜
雄悟 じゃ、来年のカタログにはチャラタン、ハードキャスル、パーカー・オブ・ロンドンは、もちろん掲載されるんだ!ダンヒルはどうなるの?
恭三郎 そうだな、ダンヒルはダンヒルジャパンが既にやっているからね。今年に入って、ダンヒルのサイモン社長と会って、彼らと商売をすることにしたんだ。ダンヒル傘下のブランドであるチャラタン、ハードキャスル、パーカー・オブ・ロンドンを日本に紹介することにしたんだ。
雄悟 チャラタンは何とも言えない威厳が有る感じがいいよね!
恭三郎 そう、チャラタンは「パイプの王者」だな、デンマークのスベンドバングと同じで、2人でパイプを作っている、言わば、イギリス工房製のパイプだな。彼らはフリーハンドパイプと呼んでいる。シリーズパイプもあるから、それも追々日本にも入ってくるようになるよ。
雄悟 ”イギリスの作家もの”って言う感じだね。
恭三郎 特徴は大きめのパイプで、しかも軽い。吸い口はサドルの変形。デザインは男性的な豪快さがある。王者とおしての風格のあるパイプだな。創業は文久三年!
  〜なぜか和暦であった・・・。〜
雄悟 あのさぁ、素直に1863年と言えばいいじゃないか!じゃあ、パーカー・オブ・ロンドン&ハードキャスルは?
恭三郎 パーカー・オブ・ロンドンはもちろん万年筆のパーカーとは関係がない。
雄悟 そんな事、分かってます!
  〜・・・コメントにも困ります・・・〜
恭三郎 あっそうか、で、1923年にダンヒルの子会社として誕生したメーカーだ。1930年代から50年代にかけて欧米では、喫煙具の有名ブランドとして確固たる地位を占めていたんだ。
雄悟 そう、アンティークで純銀製のオイルライターがあるよね。
恭三郎 そうそう、ライターはBEACONね、菱形の特徴のあるライターだった。それだけじゃなくて、サービスライターに近いものも作っていたしね。しかし、50年代以降は作らなくなっちゃうんだ。
雄悟 ハードキャスルはあのクラシックな感じがいいよね!あと価格的にも
恭三郎 ありゃ、典型的な英国製のパイプだな。ロゴも古典的でいいじゃない。
雄悟 今はダンヒルグループの傘下だよね?
恭三郎 そう。現在は完全にダンヒルの子会社として存在している。1908年にロンドン市北部でパイプを作り始めた会社のブランドだ。今のダンヒルの工場の近くだった。ブランド名は創業者のエドモンド・ハードキャスルからきている。ダンヒルの傘下に入ったので、作りこみはそのあたりの影響を受けてるし。
雄悟 来年からまた愉しくなりそうだ。
恭三郎 任せとけって!ポルシェデザインもあるしね!よろしく頼むよ!
雄悟 こちらこそ。じゃ、専務、良いお年を!
恭三郎 良いお年を!
  〜こうして今年最後の対談は幕を閉じた。2003年が恭三郎氏、雄悟、そして、皆様にとって良い年になりますように・・・。〜
  -------つづく-------
  (編集:嶋田 年比于)


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